西武・松本航「とてもいい投球ができました」マダックスはならずも8回94球1失点で今季初勝利

[ 2024年4月7日 16:48 ]

パ・リーグ   西武11―1日本ハム ( 2024年4月7日    エスコンF )

力投する先発の松本(撮影・高橋 茂夫)
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 西武・先発の松本航投手(27)が今季初勝利を挙げ、チームの連勝と今カード勝ち越しに大きく貢献した。

 西武は初回から打線が奮起し3点を奪取。松本は「初回から打者の方に点を取っていただいたので楽にマウンドに上がれたし、(女房役の)古賀が良さを引き出してくれたのでとてもいい投球ができました」と味方の援護を力に7回までスコアボードに0を並べる力投を披露した。

 7回を終え球数67と、100球未満で9イニング以上を投げきって完封する「マダックス」も見えていたが、8回に1死満塁のピンチを招き、代打・細川にカウント3―2から痛恨の四球を与えて完封ならず。それでも「このイニングで出し切ろうという気持ちでしっかり一生懸命腕を振った」と気持ちを切り替え、後続を三振に倒した。8回94球を投げ、4安打5奪三振1失点で後続にマウンドを託した。

 快挙こそ逃したものの待望の今季初勝利。チームも12球団を通じて今季初となる二桁勝利で開幕3カード連続勝ち越しを達成した。「キャリアハイを目指して一生懸命に腕を振って一球一球投げたい」と長いシーズンを見据えた。

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