巨人・中川皓太がDeNA打線から3者連続奪三振! 2試合連続好投に阿部監督「素晴らしい」

[ 2024年4月7日 18:31 ]

セ・リーグ   巨人3―0DeNA ( 2024年4月7日    東京D )

<巨・D>7回から登板した中川 (撮影・西川祐介)
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 巨人の9年目左腕・中川皓太投手(30)が開幕9戦目となった7日のDeNA戦(東京D)で今季5度目のリリーフ登板。7回の1イニングを3者連続三振に斬って無失点に抑える力投を見せて今季3ホールド目をマークした。

 先発マウンドに上がった高橋礼投手(28)の1086日ぶり白星が懸かった一戦。3点リードを守りたいリリーフ陣も奮闘した。

 7回に登板した2番手として登板した中川は最初に打席へ迎えた石上をワンバウンドするスライダーで空振り三振に打ち取ると、続く関根もスライダーで空振り三振。そして、伊藤は146キロ直球で空振り三振に斬って取った。

 阪神と対戦した3月29日の開幕戦(東京D)で今季初ホールドをマーク。だが、同31日の阪神戦(東京D)では0―0の8回に登板し、今季無安打だった森下に決勝3ランを浴びて敗戦投手となった。

 今月2日の中日戦(バンテリンD)では3―3で迎えた延長11回、マウンドに上がって2球目をやはり今季無安打だった細川にサヨナラ本塁打され、2試合連続の敗戦投手に。

 だが、4日の中日戦(バンテリンD)では今季初めて3者凡退に打ち取り、開幕戦以来となる今季2ホールド目をマークしていた。

 この時は菅野智之投手(34)がプロ12年目で初となるシーズン初登板での完封勝利も懸かっていたが、阿部慎之助監督(45)は「なんとかコウタ復活してもらいたいからいいか」と菅野に声をかけ、菅野が降板を快諾していた。

 この日は3者連続奪三振で高橋礼の3年ぶり白星につないだ中川。4年ぶりV奪回に向けて中川は欠かせない存在のため、阿部監督も「見ての通り、なんとか復活してほしいという気持ちで投げてもらいましたので、きょうも素晴らしいピッチングなのでそういうことを自信にしていってもらって。もっと大事な局面でいくと思いますし、きょうので自信がついたと思います」と喜んでいた。

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