米投球分析家 山本由伸のセットポジションのグラブの位置の違いに着目 独特カーブは「ヨーヨー」

[ 2024年4月7日 12:03 ]

ナ・リーグ   ドジャース4-1カブス ( 2024年4月6日    シカゴ )

<カブス・ドジャース>2回、カブス・鈴木に投げ込むドジャース・山本(撮影・光山 貴大)
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 米国の野球ファンの間で「ピッチングニンジャ」として有名な、弁護士で投球分析家のロブ・フリードマン氏が6日(日本時間7日)、同日のカブス戦で5回3安打無失点、自己最多8三振を奪う好投でメジャー初勝利を挙げたドジャースの山本由伸投手(25)の投球フォームを分析した。

 フリードマン氏は山本のセットポジション時のグラブの位置の違いについて着目。1回5失点KOされた3月21日のパドレス戦(韓国)ではセットポジション時にグラブの位置は腹部にくっつけていたのに対し、この日の試合では胸の前に離してセットするフォームの違いを動画で並べて投稿した。

 この試合で山本がメジャー登板3試合では最多の35%と比率を増やしたカーブにも着目。カーブで三振を奪う動画とともに「ヨーヨーカーブ」と表現した。また、山本が8個の三振を奪う全シーンも投稿した。

 フリードマン氏はキャンプ中には山本の登板を視察。独特なカーブに興味を持ったようで「ヨーヨーカーブだ。ヨーヨーのように投げるから。誰も彼のような投げ方はしない。とてもユニークな球だ」と評していた。また、超大型契約を結んでメジャー1年目に臨む右腕について「うまく適応できると思うか?」との質問には「そう思う。彼はサイ・ヤング賞候補になるとずっと考えていた。プレッシャーをかけるつもりはないけど」と期待していた。

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