カブス指揮官 山本由伸相手に2度の満塁機演出も無得点で連勝が5で止まる「彼を称えるしかない」と脱帽

[ 2024年4月7日 10:15 ]

ナ・リーグ   カブス1-4ドジャース ( 2024年4月6日    シカゴ )

カブスのカウンセル監督(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が6日(日本時間7日)、本拠地でのドジャース戦に「2番・右翼」で先発出場。ドジャースの山本由伸投手(25)とのメジャー初対戦では2打数無安打1四球に打ち取られるなど、3打数無安打1四球で連続試合安打が5でストップした。

 試合後、取材に応じたカブスのクレイグ・カウンセル監督は「(初回は四球と安打でつないだ鈴木、ベリンジャーが)カウント0-2から巻き返すなど、私たちはいい仕事、いい打撃をしていた。ただ、(山本は)本当にいい球を投げた。(4番)モレルにいい変化球を投げ、(5番)ダンスビー(スワンソン)、(6番)ブッシー(ブッシュ)にも際どい場所に投げた。厳しい球を投げてきたのだから、彼を称えるしかない」と脱帽した。

 初見の山本の投球について「変化球は間違いなくプラスの球種だ。総合力が高い(full package)。プラスの球種を4つも持っている。(攻略するのは)チャレンジになってくる。最初の2回はプレッシャーをかけたが、残念ながら攻めきれなかった。その後、残念ながら彼はリズムをつかんでしまった。いい投手というのはそういうものだ。機会がある時に攻め切らなければいけなかったが、初回はそれができなかった」と序盤の2度の満塁機を逃したことを悔やんだ。

 また、山本との対戦で中飛、空振り三振に打ち取られたニコ・ホーナーは「序盤にチャンスがあったが、生かせなかった。最初の2イニングがベストチャンスだった。準備はできていたし、立ち上がりにチャンスはあった。そこで攻めきれず、その後に力強い投球をされてしまった」と悔やんだ。山本の印象については「投球フォームがユニークで、タイミングが少し違う。いい速球を持っているし、今日は変化球を制球できていた」と振り返った。

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