巨人・高橋礼が待望1086日ぶり白星 泉の1軍初昇格当日に6回零封 5年前のパ新人王が大きな一歩

[ 2024年4月7日 16:34 ]

セ・リーグ   巨人3―0DeNA ( 2024年4月7日    東京D )

<巨・D>6回を終えた高橋礼 (撮影・西川祐介)
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 巨人の高橋礼投手(28)が開幕9戦目となった7日のDeNA戦(東京D)で6回3安打無失点と好投。ソフトバンク時代の2021年4月17日西武戦(メットライフD)以来1086日ぶりの白星をマークした。

 3回まで2奪三振の完全投球。味方打線は初回に坂本の適時打で幸先良く2点を先取すると、3回には岡本和の適時打で1点加えた。

 高橋礼は3―0で迎えた4回にはオースティンへの四球と佐野、石上の安打で2死満塁のピンチを招いたが、関根を二ゴロに仕留めて無失点。6回には先頭・度会に安打されたあと自らの暴投で無死二塁としたが、続く上位打線を冷静に打ち取ってこの場面も得点を許さず、3点リードの6回を最後に降板した。

 投球内容は6回で打者22人に対して88球を投げ、3安打無失点。3三振を奪い、1四球&1死球だった。

 高橋礼は昨年11月、アダム・ウォーカー外野手(32)との交換トレードにより泉圭輔投手(27)とともに巨人へ移籍。オープン戦で阪神戦を含む2試合に先発して計9回を1失点と結果を残して開幕ローテーション入りを果たした。

 開幕3戦目となった3月31日の阪神戦(東京D)ではソフトバンクから移籍後、初登板初先発。6回1安打無失点と二塁も踏ませない好投を披露したが、味方打線は3回の2死満塁、4回の1死満塁という絶好の先制機を生かせず、0―0のまま降板して白星を逃していた。

 この日の試合前には一緒に巨人入りした泉が今季初めて出場選手登録された。その目の前での好投。2019年のパ・リーグ新人王が“オレンジ・サブマリン”として大きな一歩を踏み出し、開幕からの連続イニング無失点を12回に伸ばしている。

 ▼高橋礼 初回から野手の方に援護してもらい、テンポよく投げることができました。まだまだ修正できるところはありますので、次回に向けてまたやっていきたいと思います。

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