楽天・荘司 開幕間に合った!2週間ぶり登板「全力を出せるかチェック」3回2/3を2安打無失点

[ 2024年3月24日 05:20 ]

オープン戦   楽天1-1巨人 ( 2024年3月23日    東京D )

<巨・楽>3回2/3を無失点に抑えた楽天の先発・荘司(撮影・西川 祐介)
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 間に合った。予定の球数で復帰登板を飾り、楽天・荘司がベンチに戻る。3回2/3を2安打無失点。右膝の負傷明けで計61球に制限した今江監督から「もうちょっと投げたかった?」と聞かれると「はい」と即答。「我慢しとけ」と笑われた。

 「しっかり開幕に合わせたい。久しぶりの実戦でいいものが出せた。全力を出せるかチェックした」。30日、開幕2戦目の西武戦(楽天モバイルパーク)先発のメドが立った。9日の日本ハム戦以来2週間ぶりの登板。右大腿骨滑車部骨挫傷と診断され、一時は開幕も微妙な状況となった。初回から最速154キロを計測し、2回先頭の岡本和まで4者連続空振り三振。指揮官は「ぶっ飛ばしていたので心配した」が6奪三振で応えた。右腕をスリークオーター気味に下げる新球スライダーも試投し、2回は坂本を遊ゴロ。「横(に曲がる)軌道を狙い通り出すため」。ドジャース・大谷の「スイーパー」と同じ投げ方だ。

 3回に左足を滑らせてバランスを崩し「びっくりしましたけど問題ない」。指揮官は「一安心。開幕2戦目に向けていい形で入っていける」とゴーサインを出した。(神田 佑)

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