ソフトB・スチュワート開幕第3戦当確!来日6年目で初開幕ローテ 小久保監督「一番真っすぐに力あった」

[ 2024年3月24日 05:45 ]

オープン戦   ソフトバンク5-1広島 ( 2024年3月23日    ペイペイD )

<ソ・広>ソフトバンク先発・スチュワート(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクのスチュワートが5回零封で、来日6年目で初の開幕ローテーションをつかんだ。中7日で開幕3戦目となる31日のオリックス戦(京セラドーム)を託された。

 「初回から点が入ったおかげで気持ち良く投球ができました。持ち味の真っすぐの感覚が良かったですね」

 初回2死での小園への4球目に、この日最速157キロを刻んだ。2点リードの2回1死から堂林に左翼フェンス直撃の二塁打で初安打されるも今季から改良を続けたカットボールで田村、シャイナーの後続を内野ゴロに斬った。「キャンプから試してきたカットボールも良くて簡単に投球ができた」。72球を投げて被安打は2。毎回の5三振を奪うなど、無双の好投だった。

 2軍指揮官時代から知る小久保監督は「2軍戦も投げさせてきたけど今年、一番真っすぐに力があった。良かったですね」。9日のロッテ戦は4回5四死球3失点、16日のウエスタン・リーグ中日戦も5回1/35四死球3失点だったが、最後の最後に満点回答した。

 大関とともに毎週土曜日に投げてきたが、自身の開幕は、月末の日曜日となった。昨季のオリックス戦成績は2勝2敗だったが、7月26日に京セラドームでプロ初勝利を挙げるなど防御率1・38と、リーグ王者相手に好印象で臨める。「基本はストライク先行。1年間、四球を減らしてローテーションを回っていきます」。24歳は頼もしさが増した。

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