巨人・原監督　DeNA・平良の気迫の投球に「凄い打球を受けながらもね。敵ながらあっぱれ」

セ・リーグ   巨人3―6DeNA （ 2023年5月23日    東京ドーム ）

＜巨・D＞7回まで無得点に厳しい表情の原監督（撮影・光山　貴大）
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　巨人は23日、東京ドームで2位のDeNAと対戦したが、3―6で敗れた。6連勝を逃し、勝率5割に逆戻りした。

　今季6度目の先発で初勝利を目指した赤星は3回を5安打5失点KOされた。初回に1点を失うと、3回には4安打を集中されてこの回だけで4失点して4敗目となった。打線も9回に岡本和が左越え9号ソロ、秋広が右中間へ3号2ランを打ち、3点差まで追い上げたが、反撃が遅すぎた。

　前週は5連勝と上げ潮ムードで、交流戦前に、上位にいるDeNA3連戦、阪神3連戦となる。ゲーム差を縮めるには重要な6連戦の初戦だったが、敗戦スタートとなった。

　原監督は試合後、赤星について「本来の力は出していないですね。まだできる投手だと思います」と話した。岡本、秋広の一発については「見事な1本でしたね。両方ともね。甲乙つけがたいいいホームランだった」と語った。そして、かつて巨人に在籍した平良に7回無得点と抑えられたが「（初回に）凄い打球を受けながらもね。敵ながらあっぱれですね」と話した。