ヤクルト石川雅規が「打」でもプロ野球記録　1年目から22年連続安打　野手含め球団最年長安打に

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 （ 2023年5月23日    神宮 ）

＜神・ヤ＞3回無死、石川は左前打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　ヤクルトの石川雅規投手（43）が23日の阪神戦（神宮）で先発。前回10日の阪神戦で入団1年目からでは歴代1位タイの22年連続勝利を達成した左腕が、バットでも記録を打ち立てた。

　3回先頭で迎えた第1打席。阪神先発・村上が投じたカウント1―1からの3球目の外角直球を左前に運んだ。今季初安打で、投手として入団1年目から22年連続安打は投手では53～73年小山正明（大洋）、56～76年米田哲也（阪神）の21年を抜くプロ野球最多記録となった。

　入団1年目からに限らない投手の連続シーズン安打でも93～16年の三浦大輔（DeNA）の24年に次ぐ歴代単独2位に浮上。また、43歳4カ月での安打は宮本慎也の42歳10カ月を抜く、球団最年長記録となった。

　投球では3回に3点を失って先制を許し、4回7安打3失点で降板。勝利すれば神宮通算92勝目となり、松岡弘を抜き歴代単独トップとなったが、そちらは持ち越しとなった。