DeNA4連勝 7回無失点の平良が思い出詰まった東京ドームで初勝利

[ 2023年5月23日 20:54 ]

セ・リーグ   DeNA6―3巨人 ( 2023年5月23日    東京ドーム )

<巨・D>4回、ピンチを切り抜けグラブをたたく平良(撮影・光山 貴大)
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 DeNAは23日、東京ドームで巨人と対戦し、6―3の勝利で4連勝を飾った。先発の平良拳太郎投手(27)が7回を4安打無失点に抑え、今季3勝目。10年目にして東京ドームで初勝利を挙げた。

 初回1死から丸の打球が右肩付近に当たるアクシデント。ベンチに下がって治療を受けたが、淡々と投げ切った。打線も3回までに5点を奪って平良を援護した。

 4回には味方の失策も絡んで1死一、二塁のピンチを背負ったが、秋広を二ゴロ、ウォーカーを三ゴロに仕留めた。7回は先頭の秋広に右前打で出塁を許したが、後続を3者連続三振。今季最多の108球で、救援陣にバトンを渡した。

 打線も初回に宮崎の遊ゴロの間に三塁走者が生還して先制。3回には4安打を集中して4点を奪い、巨人先発の赤星をKOした。8回には牧がリーグトップの宮崎に並ぶ9号ソロでダメを押した。

 平良は13年ドラフト5位で巨人に入団。古巣の本拠地である東京ドームでは、巨人時代も含めて4試合に登板。そのうち3試合に先発したが未勝利だった。「(巨人時代の)プロ初登板も、(21年の)手術前に右肘を痛めたのも東京ドーム。いろんな思い出はあるけど、自分の投球をしっかりして勝ちたい」と話した通り、打球を受けてもマウンドに立ち続け、勝利をつかんだ。

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