ソフトB・和田“黒田超え”最年長2000投球回へ 球団では51年ぶり、左腕&福岡移転後では初

[ 2023年5月23日 05:30 ]

ソフトバンク・和田
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 【Weekly Data展望】リーグ最年長の42歳となったソフトバンクの和田が今季も5試合でチーム2位タイの3勝と年齢を感じさせない活躍を見せている。投球回は前回登板の17日楽天戦でシーズン最長の6イニングを投げるなど合計24回2/3。日米通算では2099回2/3になるが、日本では1998回となり、区切りの大台が目前に迫った。

 日本通算2000投球回はこれまで92人が記録したが、最年長到達は16年8月27日中日戦の黒田博樹(広)で41歳6カ月。現在42歳3カ月の和田が今週達成すれば、同じメジャー移籍を挟んだ先輩が持っていた最年長記録を9カ月更新する。なお、最年少到達を見ると、金田正一(国鉄)が56年5月2日中日戦で残した22歳9カ月となっており、年少、年長で約20歳もの差がつくことになる。

 また、ホークスで2000イニング以上を投げた投手は過去4人。そのうち、チーム在籍時に1イニング目から2000イニング目までを記録したのは、皆川睦雄(3158回)、杉浦忠(2413回1/3)、三浦清弘(2017回1/3)と南海時代の3人だけで、最後に達成したのは72年8月13日近鉄戦の三浦だ。和田は球団51年ぶり4人目で、左腕および福岡移転後初となる鷹生え抜きの2000投球回達成者ともなる。(記録課・志賀 喜幸)

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