メジャー通算130発の楽天・フランコが待望の来日1号「とっても気持ちいい」

オープン戦   中日―楽天 （ 2023年3月18日    バンテリンD ）

＜中・楽＞初回、先制ソロを放ったフランコは、ジャンプして生還する（撮影・椎名　航）
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　待望の一発が飛び出した。楽天の新助っ人・フランコが18日の中日戦に「3番・DH」で出場し、初回に来日1号となる先制の右越えソロを放った。相手先発・柳の投じた初球の146キロ直球をはじき返したライナー性の打球は右翼席最前列へ。「真芯でとらえられて、とっても気持ちの良いホームランだったよ」。メジャー通算130発の実績を誇るスラッガーは満足そうに自画自賛した。

　3回の2打席目は1死一塁で外角のカットボールを中前にはじき返し、7日のDeNA戦以来となるマルチ安打をマークした。オープン戦はこここまで12試合に出場して打率・303、1本塁打、1打点。日を追うごとに調子を上げており「今日がオープン戦に入って一番良い日だったよ。しっかり球も見えているので、引き続きこの調子を維持していきたい。打席を重ねるごとに状態が上がっているので、100％の状態で開幕を迎えたいね」とうなずいた。

　中軸を担うポイントゲッターとしての期待は大きい。石井監督は「状態を把握しつつ、しっかり打席を重ねられている。内容は変わらずに良い打席を踏んでいる」と評価。この日は5番に座ったギッテンスも“アベック弾”となるソロを放っており、今季の「犬鷲打線」のクリーンアップの輪郭がより明確になってきている。