プエルトリコ悲劇 ディアス弟、今季絶望・兄の登場曲使用も救援で炎上 ネット「切なすぎるだろ」

[ 2023年3月18日 12:36 ]

WBC準々決勝   プエルトリコ4-5メキシコ ( 2023年3月17日    米国・マイアミ )

メキシコに敗れ、ベンチでうなだれるプエルトリコ代表チーム(AP)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で、プエルトリコがメキシコに4-5で逆転負け。2大会連続準優勝中で、初制覇を狙ったプエルトリコは姿を消した。

 痛恨だったのが4-2から逆転を許した7回だ。この回からマウンドに上がったA・ディアスが二塁打、四球、四球で無死満塁のピンチを招き、降板。その後、逆転を許した。

 A・ディアスと言えば、兄で絶対的守護神のエドウィン・ディアス投手が、ドミニカ共和国戦後に右足を負傷。車いすに乗り、グラウンドから運び出されたことは衝撃を与えた。弟のA・ディアスは、グラウンドで人目もはばからずに号泣。その後、兄は右ひざの膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)と診断され、復帰には通常8カ月が要する見込みとなった。

 そんな兄の悲運を目の当たりにした弟が、この日の準々決勝で痛恨登板。ツイッター上でも「ディアス弟」がトレンドワード入りするほど話題となり、「切なすぎるだろ」「ディアス弟が不憫でたまらん」「野球の神様って残酷だな…」といった声が続出した。

 さらに悲しい気持ちになったのが、A・ディアスが兄の登場曲を使って、マウンドに上がったこと。「ディアス兄の登場曲を引き継いで登板したディアス弟が1アウトすら取れずに満塁にしてマウンド降ろされたからなのあまりにも悲劇すぎる」「ディアス弟がnarcoで登場したと聞いて泣いて、炎上して去ったと聞いて泣いた」など、ファンには胸が詰まる一幕となってしまった。

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