ブルージェイズ・菊池、オープン戦初失点も好調維持 通訳つけずに地元記者に英語で対応

[ 2023年3月18日 06:13 ]

フィリーズとのオープン戦に先発したブルージェイズの菊地(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が17日(日本時間18日)のフィリーズ戦に先発、3回3分の1を投げ、1安打3四球2失点、3奪三振だった。球数は76球、ストライクが46球。直球の最速は95・8マイル(約154・1キロ)だった。直球で4個、スライダーで5個、チェンジアップで1個の空振りを奪った。オープン戦5試合目で初失点を喫し、防御率は1・38。

 初回に乱れた。1番ブランドン・マーシュにフルカウントから四球、2番アレク・ベームにストレートの四球。3番ジェイク・ケーブに1-2から94・4マイル(約151・9キロ)の外角高め直球をレフトに適時二塁打、5番ジョシュ・ハリソンに0-2から95・8マイルの内角高め直球を左犠飛とされ、この回2点を失った。しかしながら2回以降は立ち直り、4回1死まで四球を一つ与えただけ。スライダーで2個、直球で1個の三振を奪った。オープン戦の好調を維持している。

 試合後菊池は地元紙の記者に通訳を付けずに対応。大リーグ公式サイトは「 I am very happy with where I am at right now, feeling free to let loose & attack hitters instead of thinking about mechanics(今の状態に満足している。メカニックを気にせず、思う存分打者を攻めていけている」と話したと報じている。試合はブルージェイズが1-8で敗れた。

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2023年3月18日のニュース