侍・栗山監督 世界一は「日本野球の将来につながる」

[ 2023年3月18日 05:25 ]

マイアミ国際空港に到着した栗山監督(中央)ら侍ジャパンナイン(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 決戦の地に着き、栗山監督は改めて決意を強くした。野球発祥の地・米国で並み居るメジャーリーガーを倒して世界一に。「日本野球の将来に必ずつながる」。一昨年12月の就任時から抱く思いに変わりはない。空港で出迎えた関係者から声を掛けられた際は「気合入れていくよ」と返した。

 「野球が生まれた米国に行って、米国で活躍する選手と試合をして、そういう経験を大切にしてあげたい」。米国で世界一を懸けて戦うことが、特に若い選手にとっては財産になる。かねて「ここからの2試合が日本の野球界の将来に大きな意味を持つ」と語っていた。

 準決勝は21歳の佐々木朗が先発予定で、24歳の山本も救援待機する。栗山監督は未来を担う若き侍たちが、野球発祥の地で世界へ羽ばたくと信じている。(秋村 誠人)

続きを表示

2023年3月18日のニュース