【WBC】メキシコが初めての準決勝へ! 決勝進出懸け、侍ジャパンと対戦

[ 2023年3月18日 11:25 ]

WBC準々決勝   メキシコ5ー4プエルトリコ ( 2023年3月17日    マイアミ )

メキシコ先発のJ・ウリアス(AP)
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 メキシコが逆転でプエルトリコを下し、準決勝に進出。20日(日本時間21日)に決勝進出をかけ、侍ジャパンと対戦することが決定した。

 大黒柱の不調を全員でカバーした。先発のJ・ウリアスが初回に2被弾を含む4失点。2021年に20勝を挙げてナ・リーグ最多勝、昨年は防御率2・16で同リーグ最優秀防御率を獲得したメジャー最強左腕がプエルトリコ打線に捕まった。

 しかし打線は粘り強く、ビハインドを詰めていった。は0-4の2回1死、昨季レイズで20本塁打を記録したパレデスが本塁打を放ち、反撃ののろしを上げると、またしてもパレデスが仕事を成し遂げる。2-4の7回2死満塁、プエルトリコ5番手のロペスから左前にしぶとく落とす同点の2点打。さらに2死一、三塁からL・ウリアスが右前に勝ち越し打を放ち、逆転に成功した。

 投手陣は先発、J・ウリアスの後を受けたリリーフ陣が踏ん張った。継投で2回以降はプエルトリコ打線を無得点に封じ、リードを守り切り、勝利をつかんだ。

 準決勝では日本と対戦。ヒル監督はエンゼルスで大谷翔平の同僚でもあるサンドバルの先発を明言している。アメリカに勝利し、C組1位通過を果たした中米の雄が本物の勢いに乗ってきた。

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2023年3月18日のニュース