【阪神・平田2軍監督語録】井上、前川のチーム内競争激化に期待「環境の厳しさはこの2試合でいい勉強に」

[ 2022年9月14日 17:41 ]

練習試合   阪神2軍9―14ソフトバンク3軍 ( 2022年9月14日    鳴尾浜 )

<練習試合 阪神2軍・ソフトバンク3軍>5回 適時二塁打を放つ前川(撮影・成瀬 徹)
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 阪神2軍は先月17日のコロナ感染から復帰後初登板となった先発のガンケルが、2本のアーチを浴びるなど3回4安打4失点。後を受けた鈴木、川原、牧も打ち込まれ、ソフトバンク3軍に計6発を被弾するなど大量失点を喫した。一方で打線は4番・井上が、6回1死一、三塁で育成右腕・滝本からスコアボードの上を越えていく特大の2戦連続アーチを記録。5回2死一、二塁で代打出場した前川も右前適時打を放ち、上半身のコンディション不良から復帰後2戦連続タイムリーを記録した。

 以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ――井上が特大弾
 「風がフォローであったとはいえ、昨日といい今日といい、やっぱりいい角度で上がっていって、良いスイングしてるんでホームランになっていると思う。昨日も言ったように、前川が帰ってきてヒット打って、こういうチーム内の(争い)。外野は小野寺、豊田がいて高山、板山もいるんだし。その辺の競争。やっぱりソフトバンクさん見てて、こうやってダメだったら3軍いかされるんだもん。そういう環境の厳しさはこの2試合でいい勉強になったな」

 ――前川も復帰して2戦連続タイムリー
 「全然問題ないね。やっぱり初球から振っていくし、あの(8回の)ライトフライも紙一重やん、内容がいいもん。守りにはまだ就かせられないけど、明後日からの公式戦もいいところで使いたいな。使うタイミングあればね」

 ――ガンケルは
 「まだコロナ明けで本来のコントロール、球のスピードというのは無かったけど。こうやって3イニング43球かな。ホームラン打たれたりしたところが逆に良かったんじゃないかな。まだまだ彼は本来(の投球)じゃない」

 ――小幡が昇格
 「スタメンで使ったもらえるかは分からないけど、一番の(いい)状態で上がったので。これは楽しみにしてるし、こうやって誰が1軍に呼ばれるか分からないんだから。若い選手たちにもまだチャンスはあるので、しっかり結果を残さないとね、ファームでね」

 ――ふくらはぎを痛めていた北條が全体練習に。今後は
 「明日から全部メニュー入るんじゃない。(治るの)早かったな、言うて。足の選手じゃないのに、ふくらはぎやって。普通1カ月かかるのに、2週間くらいで治るなんてね、早すぎる言うて。もうちょっとゆっくりしてくれや、言うてたんや(笑い)」

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2022年9月14日のニュース