ロッテ朗希 今季9勝目へ5回1失点も毎回の6K「勝利を信じ腹から声出し」58球で降板、最速159キロ

[ 2022年9月14日 19:42 ]

パ・リーグ   ロッテー日本ハム ( 2022年9月14日    ZOZOマリン )

<ロ・日>ロッテ先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの佐々木朗希投手(20)が14日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発し、5回1失点だった。

 4月17日に8回無安打14奪三振の快投以来、今季2度目の対戦となった日本ハムに対して、変化球中心の投球で粘った。先頭打者の木村に対して1ボールから投じた2球目の154キロの外角高めストレートをバックスクリーンに運ばれ、先頭打者本塁打を浴びた。その後、清宮らに安打を許して1死一、二塁のピンチも連続三振を奪い最少失点で切り抜けた。

 2、3回と3者凡退でリズムを取り戻し、4回は自身の失策で走者を許したが無失点。5回には先頭の清水に中前打を許し、犠打で1死二塁と得点圏に走者を許しところでギアを上げた。先頭弾を許した木村に対してフォーク、スライダー、スライダーで3球三振に仕留め、清宮にはこの日最速159キロのストレートで投ゴロに打ち取り吠えた。

 佐々木朗の粘投に応えたい打線は、5回に中村奨が1死二、三塁から左犠飛で同点とし、井上が2死一、三塁から左前打を放ち逆転に成功。さらに安田が右二塁打を放ち、この回一挙4点を奪い日本ハム先発・鈴木を攻略した。今季9勝目(4敗)の権利を手にした佐々木朗は5回58球を投げ1失点で毎回の6奪三振も降板。58球のうちストレートは23球と少なく、最速は159キロだった。

 ▼佐々木朗希(5回被安打4・失点1)先制点は取られてしまいましたが、その後なんとか抑えることができて最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声出しします。

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