阪神2軍　復帰した前川が本塁打含む2安打2打点　平田監督「一発ボカンだもん。楽しみが一つ増えたな」

練習試合   阪神2軍4―8ソフトバンク3軍 （ 2022年9月13日    鳴尾浜 ）

　阪神2軍は13日、ソフトバンク3軍との練習試合に臨んだ。先発した及川は5回3安打2失点にまとめたが制球に苦しんだ。その後は、佐藤蓮、鈴木、アルカンタラとリレーした。打撃陣ではこの日実戦復帰した途中出場で1本塁打を含む2安打2打点。井上にも本塁打が生まれた。

　以下は平田監督試合後の一問一答。

　――前川が復帰戦で本塁打を含む2安打2打点。
　「久しぶりにゲームでみて、練習からいいスイングをしてたんでね。全くブランクもなく、左ピッチャーへの苦手意識もないね。最後のショートゴロにしてもいいあたりだし、最初のヒットなんかも粘って粘って一、二塁間を抜いて、一発ボカンだもん。また楽しみが一つ増えたな」

　――今後守備につくことは。
　「守備の方がまだね、その辺がクリアできるのはトレーナーとのあれなんで。本格的な復帰はフェニックスからだとは思うんだけど、まああと二週間あるんで、守りはトレーナー含めて。せっかく順調にきて、またフェンスにぶつかってっていうんじゃ元も子もないんで。その辺は慎重に行きたいと思います」

　――遠征には帯同しない。
　「いやいや遠征は人数的なことがあるんで。由宇だけなんで、その辺はまだなんとも言えない」

　――井上も本塁打。
　「やっぱり相乗効果じゃない？こういうところを1軍で見たい。練習試合でね、もちろんいいことだけど、前川のホームランとかすごく刺激になるし。みんなそう思うんじゃない」

　――先発の及川は。
「99球な、まあまだまだちょっとツーシーム、変化球に頼りすぎていた。こういう育成ゲームは課題をしっかりもって、投球や打撃をしろというふうに、コーチと相談してやっているので。今日はツーシームを試してたのか？と投手コーチと話してたら、1番はストライクを取れる球種なのでという話やったけど、もっともっとまだまだ。持ち味のストレートの質が。フォアボールが7個は別として、物足りない。去年はリリーフとして出てた様なああいうピッチングをやっぱりね、若いんだから。ガンガン飛ばしていって、へばるぐらいじゃないと、5回だからとか100球だからとか、ペース配分とかも考えなくていいっていう話をしたんだけどね。まあ、またひとつ競争が増えるわ」