オリ、壮絶ドローで単独2位浮上 中嶋監督「ド必死に勝ちにいくしかない」

[ 2022年9月14日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス3―3楽天 ( 2022年9月13日    楽天生命 )

<楽・オ>4回、吉田正が2打席連続本塁打となる2ランを放ちベンチに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 オリックスは今季2度目の引き分けで、単独2位に浮上した。混戦の首位戦線で、吉田正が望みをつなぐアーチを描いた。2打席連発となる17号ソロと18号2ラン。前日12日の最終打席から自身初の3打席連発を放った。

 守護神も応えた。3―3の延長11回に、平野佳が6番手で救援し1回無失点。今季8ホールド目を記録してNPB通算150ホールド到達。阪神・藤川球児以来2人目、パ・リーグでは初の「NPB200セーブ&150ホールド」を達成し、「(藤川氏は)憧れだし、まだまだ足元にも及ばないですが、その方と一緒になれたのはうれしい」と喜んだ。

 中嶋監督は「勝った方が良いに決まっているが、引き分けをどう捉えたらいいか分からないが…目の前の試合を、ド必死に勝ちにいくしかない。全員でやるしかない」と語気を強めた。 (湯澤 涼)

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2022年9月14日のニュース