楽天 島内、佐々木朗から2安打3打点も “ワールド全開”のコメント

[ 2022年8月3日 22:46 ]

パ・リーグ   楽天5―4ロッテ ( 2022年8月3日    楽天生命 )

<楽・ロ>ヒーローインタビューを受ける(左から)小深田、島内、酒居(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の島内宏明外野手(32)が会心の朗希討ちを「らしさ」全開で振り返った。

 まずは2点を追う初回に中前適時打を放つと「8月初めてヒットが出たのでホッとした。そんなことはどうでもいいので焼きそば焼きたい」とコメント。その“心”は「夏は暑いし、あすは試合を休んで、屋台で焼きそば焼きたかった」と真顔で対応。4番が大事な1戦で休まれちゃ困りますよ。

 1点差の6回1死満塁では156キロ直球を左前へ転がす2点打。豪腕をマウンドから引きずり下ろした。ただここでも「ぶっちゃけケーズデンキの“まるちゃん”まで飛ばそうと思ったんですけど」と左翼上段にそびえる広告直撃をイメージ!?。さらに「なかなか打席は回らないけど(佐々木朗に)7三振を覚悟した」と悪のりした。

 監督代行として指揮を執る真喜志康永ヘッドコーチ(62)は「疲れたー」とため息をつくと「そうそう打てる投手じゃないけど、さすが4番はいい場面で打つ」とうなった。大一番だからこそ集中していたのだろう。

 チームは2位タイ浮上。混パとあり、明日は見通せないが、島内は「今は順位とか気にせず、残り50試合をケガなく戦いたい」と初めて真剣な表情で答えた。どこまでが本気で、どこまでがジョークか分からない。とはいえ頼りになる4番には変わりありません。

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2022年8月3日のニュース