原巨人 84人コロナ禍13日ぶり試合も阪神に逆転負け…わずか4安打、今季最悪借金6

[ 2022年8月3日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―6阪神 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>試合に敗れ、足早にベンチを引き揚げる原監督(撮影・河野 光希)
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 13日ぶりにペナントレースに帰ってきた巨人は、逆転負けだった。7月19日以降、支配下選手41人を含め、首脳陣、スタッフら計84人が感染するコロナ禍。同20日のヤクルト戦以来の阪神戦前、自身も同22日に陽性判定を受けていた原監督は「リスタートということで、一丸となって戦っていこう」と呼びかけたが、厳しい再スタートとなった。

 2点を追う4回無死一、三塁、陽性判定から復帰した丸が右前適時打。なお無死一、三塁からの挟殺プレーで敵失を誘い、この回3点を奪取。一時逆転に成功も、メルセデスが7回、北條に決勝の中犠飛を打たれるなど、6回2/3を4失点と粘りきれなかった。

 2安打1打点の丸を除きコロナ陽性から回復して先発出場した岡本和、ウィーラー、北村は無安打。打線はわずか4安打に終わった。元木ヘッド兼オフェンスコーチは「生きた球(を打つの)がいきなりだったし、1点しか(自分たちで)取れていない」とブランクの影響の大きさを口にした。

 借金は今季ワーストの6。苦しい戦いはしばらく続くが、原監督は「今のところはベストの選手たちで、ベストを尽くす。戦力が100という数字があるならば、毎日100というつもりで戦っていく」と言い訳はしなかった。(花里 雄太)

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2022年8月3日のニュース