ロッテ佐々木朗希で再び借金生活…1カ月ぶり復帰登板「悔しいです」2点リード守れず今季2敗目

[ 2022年8月3日 21:50 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー5楽天 ( 2022年8月3日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>6回、西川の適時打で1点を返されピンチが続く佐々木朗(撮影・篠原岳夫)
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 試合前に6選手の新型コロナウイルス感染を発表したロッテは3日、楽天生命パークで楽天と対戦。7月1日以来の先発となった佐々木朗希投手(20)が2点リードの6回に4点を失い、逆転を許し降板。打線は1点届かず敗戦。チームは再び借金生活に突入。佐々木朗は今季2敗目(6勝)を喫した。

 初回、いきなり荻野、藤原、中村奨の3連打で1点を先制。4番・井上が三振の後、1死一、二塁から安田が相手先発・辛島のスライダーをセンター前にはじき返し2点目を奪った。

 試合前に6選手のコロナ感染が発表された緊急事態。2点の援護をもらった先発の佐々木朗は初回先頭の西川に153キロの低めストレートを右前打されると、4番・島内にタイムリーを打たれ1失点。しかし、その後は最速158キロながら、フォークボールを効果的に投げ込みゼロを重ね5回まで1失点と、雨が降りしきる中で粘りのピッチングを見せた。

 3―1。7勝目の権利を得て上がった6回のマウンド。久しぶりの先発、そして降りしきる雨も影響したか、楽天打線につかまった。先頭の茂木に右前打を許すと、犠打の後、西川に右前にタイムリーを打たれリードは1点差。そこから小深田、浅村に連打を浴び1死満塁。迎えた4番・島内には156キロストレートを左前に痛打され2失点。4連打で3点を失い逆転されたところで井口監督がベンチから飛び出し降板となった。2番手・広畑も岡島に右前打を打たれた後に押し出しの四球。この回4点を失った。

 打線は8回に中村奨のソロで1点を返し1点差に詰め寄ったが、あと1点が奪えず。佐々木朗での痛い敗戦で借金1とした。

 降板後に佐々木朗は「雨もあって難しかったんですが、途中までは粘りながら投げれていましたが、全体的に精度が良くなかったので打たれるべくして打たれたなという感じで悔しいです」と7月1日以来の先発復帰マウンドを振り返った。指先のマメに関しては「大丈夫です。問題ありません。次回は長いイニングを投げてしっかりリードを守れるように頑張ります」と語った。

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