日本ハム3年目・梅林 ばぁちゃんに届けたプロ2本目の安打&好リード!初お立ち台では「真っ白」に

[ 2022年8月3日 21:35 ]

パ・リーグ   日本ハム5―1ソフトバンク ( 2022年8月3日    札幌D )

<日・ソ>3回、二塁打を放つ梅林(撮影・高橋茂夫)
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 プロ3年目の日本ハム・梅林優貴捕手(24)が3日のソフトバンク戦に「9番」で先発出場。攻守でチーム40勝目に貢献した。

 打っては3回に清宮の12号2ランを呼ぶ、自身キャリア2本目の安打となる中越え二塁打を放った。守っては8回101球無失点の快投を見せた上原を好リード。新庄ビッグボスに12球団ラストとなる40勝目をプレゼントした。

 試合後には初のお立ち台に清宮、上原とともに呼ばれた。ヒーローインタビュー前のテレビカメラへのサインパフォーマンスに「ばぁちゃん」と書いた理由を聞かれると、「今は広島にいる、ばぁちゃんに活躍を見てもらいたいと思って。まだ、中々活躍するところを見せられていないので」とはにかんだ。

 先にお立ち台に立った清宮から「梅さんのキャリア2本目の安打を何としても生かしたかった」と言われていたことに対しての思いを聞かれた24歳は「…」と言葉が出ず、「…頭が真っ白で(言葉が)出てこないです」と真面目な顔をして答えた。

 8回無失点の好投を見せた上原は「梅林のリードが良かった」と称えた。そのリードについても「投手が無失点に抑えることが僕の結果にもつながるんで」と話した後、「…」と言葉が出ず。本拠地で初のお立ち台に立った梅林は、最後まで初々しい姿を見せ、ファンに、そして「ばぁちゃん」にさらなる活躍を誓った。

 ◇梅林 優貴(うめばやし・ゆうき)1998年(平10)3月14日生まれ、広島市出身の24歳。亀山南小5年で野球を始める。高陽東では3年夏の広島大会8強が最高。広島文化学園大では2年から正捕手。今秋の中国地区大学リーグ戦はサイクル安打を達成するなど打率・643で首位打者、MVP。同大を初の1部昇格に導いた。1メートル73、85キロ。右投げ右打ち。

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