阪神・西純、2軍戦プロ初完封勝利で昇格アピール　今季最多117球9奪三振の熱投

ウエスタン・リーグ   阪神1ー0中日 （ 2022年8月2日    バンテリンD ）

＜ウエスタン　中日2軍・阪神2軍＞完封勝利を挙げ、ガッツポーズする西純（撮影・椎名　航）
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　阪神・西純がウエスタン・中日戦に先発し、9回を4安打に抑える好投を披露した。前回7月12日の同広島戦以来、3週間ぶりの登板をプロ初完封勝利で飾り、1軍昇格へアピールした。

　「（最後まで）いけそうだったので投げさせてもらった。（昇格に向けて）前向きにやっていくしかないので、自分のできることをしっかりやりたい」

　140キロ台後半の直球を軸に、120キロ台のカーブや鋭く落ちるフォークを駆使して的を絞らせなかった。完投勝利を飾った5月18日の1軍・ヤクルト戦で投じた115球を上回る今季最多117球の熱投で9三振も奪った。

　再調整のため、6月27日に出場選手登録を抹消されたが、リフレッシュも含めて、状態は万全。現在、2軍の先発投手陣では秋山、桐敷らが新型コロナウイルス感染で離脱していることから、今後は1軍の状況次第で西純が昇格の有力候補になりそうだ。