阪神・青柳 昨年後半戦失速の反省を生かしランニング量調節 目標の15勝見据え

[ 2022年8月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6ー3巨人 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>力投する先発の青柳(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】阪神・青柳はシーズン前から夏場の戦い方をポイントに挙げていた。

 「球宴明けから苦戦することが多い。夏場以降も頭に入れながらやっていかないと」

 昨年は8月下旬から約1カ月にわたって白星から遠ざかり、一昨年も同時期に約2カ月間も勝てなかった。「昨年の後半戦は足を使えて投げられていなかった」。疲労の影響で投球フォームのバランスが崩れていたことが、不調の要因の一つにあった。

 今年は同じ轍(てつ)を踏まないために、シーズン序盤からイニング間に福原投手コーチと投球フォームの確認作業を継続してきた。「悪い時は福さん(福原コーチ)が言ってくれるので」。客観的な意見も取り入れて試合の中で修正を図っている。疲労もためないように、練習ではランニング量も調節するなど、自己管理を徹底。過去の教訓を生かし、目標の15勝に挑む。(阪神担当・長谷川 凡記)

続きを表示

2022年8月3日のニュース