ヤクルト 両軍合わせ31安打“乱打戦”制し3連勝! サンタナが2打席連発含め4安打6打点の大活躍

[ 2022年8月3日 21:54 ]

セ・リーグ   ヤクルト9ー7中日 ( 2022年8月3日    神宮 )

<ヤ・中>3回無死一、二塁からサンタナは3ラン。生還し村上とタッチ(撮影・長久保 豊)
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 首位独走のヤクルトが3日の最下位・中日戦(神宮)に9―7で勝利。4番・村上宗隆内野手(22)の後を打つ5番・サンタナ外野手(29)が2打席連発を含む4打数4安打2本塁打6打点と活躍。相手の守備の乱れにも助けられ、両軍合わせて31安打の“乱打戦”を制し3連勝を飾った。

 チームは初回に2点を先制されるもその裏1点を返し、なお2死から村上が四球を選んで出塁。前日にプロ野球新記録の5打席連続本塁打を樹立した4番が警戒されると、続く5番のサンタナが初球のチェンジアップを捉え左翼中段への8号2ラン。3―2とあっさり逆転に成功する。

 サンタナは3回にも相手の守備の乱れから無死一、二塁と再び村上を一塁に置く場面で豪快な一発。今度は2番手・根尾の投じた初球、149キロの速球を右翼スタンドへ運び2打席連発となる9号3ラン。さらに6回には右前打で出塁した村上を一塁に置き、右中間を破る適時二塁打を放ち、この日6打点目を記録。ここで“お役御免”とばかりに代走が送られベンチに退いた。

 先発のサイスニードは11安打4失点と苦しみながらも5回を投げ抜き、勝利投手の権利を獲得。その後2点差まで迫られたが木沢、久保、梅野、清水、マクガフとリリーフ陣5人の継投で逃げ切り成功。守護神マクガフは1点を失ったが、リーグ単独トップの27セーブ目を挙げた。

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