大谷翔平 2戦連発33号 天敵左腕撃ちの141M特大弾で7月7戦5発 キング独走!ゲレロと5本差

[ 2021年7月10日 11:53 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―7マリナーズ ( 2021年7月9日    シアトル )

3回、ソロ本塁打を放つ大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は9日(日本時間10日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第2打席に2戦連発となる33号本塁打を放つなど、4打数1安打1打点で打率・279とした。チームは3-7で逆転負けを喫し、連勝がストップした。

 2-0で迎えた3回1死に、左腕・ゴンザレスのカウント1-2からの4球目、88.9マイル(約142・2キロ)のシンカーを捉えて右翼デッキ(4階部分)へと放り込むソロ弾を放った。打球速度116・5マイル(約187・5キロ)はTモバイル・パークの本塁打史上最速、飛距離463フィート(約141・1メートル)はTモバイル・パーク史上4番目、打球角度は31度の特大弾となった。左腕ゴンザレスとはこの日まで通算11打数1安打と苦手にしていたが見事に撃破。この一撃で、本塁打王争いでリーグ2位のブルージェイズ・ゲレロとの差を5本とした。6月には月間自己最多13本を記録したが、これで7月は7試合で5本となった。連続試合安打は「5」となった。

 初回無死走者なしの第1打席はニゴロ。5回2死一塁の第3打席は空振り三振だった。7回2死一塁の第4打席は3番手・ミシェビチ相手にニゴロに倒れた。

 大谷は前戦7日(日本時間8日)本拠地アナハイムでのレッドソックス戦では4打数2安打。5回無死の第3打席は、2ボール2ストライクからレ軍の先発左腕ロドリゲスの投球を完ぺきに捉えて32号ソロ。ヤンキース・松井秀喜が04年に記録した日本選手最多本塁打を超えた。この日の試合前までの今季打撃成績は81試合290打数81安打69打点で32本塁打12盗塁。打率・279。対マリナーズは7試合24打数3安打4打点、2本塁打4盗塁だった。

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2021年7月10日のニュース