大谷翔平 球場最速33号特大ソロで4の1、1打点 球宴前本塁打数はソーサに並び外国人最多

[ 2021年7月10日 14:41 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー7マリナーズ ( 2021年7月9日    シアトル )

3回ソロ本塁打を放ち、ナインに祝福される大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は9日(日本時間10日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第2打席に2戦連発となる33号本塁打を放つなど、4打数1安打1打点で打率を・279とした。チームは3―7で逆転負けを喫し、連勝がストップした。

 大谷は初回無死走者なしの第1打席はニゴロ。2-0で迎えた3回1死に、左腕・ゴンザレスのカウント1-2からの4球目、88.9マイル(約142・2キロ)のシンカーを捉えて右翼デッキ(4階部分)へと放り込む33号ソロを放った。左腕ゴンザレスとはこの日まで通算11打数1安打と苦手にしていたが見事に撃破。打球速度116・5マイル(約187・5キロ)はTモバイル・パークの本塁打史上最速、、飛距離463フィート(約141・1メートル)はTモバイル・パーク史上4番目、打球角度は31度の特大弾となった。

 6月には月間自己最多13本塁打を記録したが、これで7月は7試合で5本塁打。本塁打王争いで両リーグ2位のブルージェイズ・ゲレロとの差を5本とした。外国人選手によるオールスター戦前の33本塁打は通算609本塁打のサミー・ソーサの98年に並んで歴代トップ。連続試合安打は「5」となった。

 3-2で迎えた5回2死一塁の第3打席は空振り三振だった。7回2死一塁の第4打席は3番手左腕・ミシェビチ相手にニゴロに倒れた。

 大谷は前戦7日(日本時間8日)本拠地アナハイムでのレッドソックス戦では4打数2安打。5回無死の第3打席は、2ボール2ストライクからレ軍の先発左腕ロドリゲスの投球を完ぺきに捉えて32号ソロ。ヤンキース・松井秀喜が04年に記録した日本選手最多本塁打を超えた。

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