DeNA不運重なり3連敗 「ビシエドシフト」解除後の二塁内野安打から4失点

[ 2021年7月10日 18:03 ]

セ・リーグ   DeNA2―6中日 ( 2021年7月10日    バンテリンD )

<中・D>4回2死満塁、味方の失策で失点し、ガックリの阪口(撮影・椎名 航)
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 シフト解除の直後だった。4回先頭のビシエドに対して二塁手・牧が二塁ベースより遊撃寄りを守って左方向を固める「ビシエドシフト」を敷いたが、カウントが1ボール2ストライクとなったところで解除。通常シフトに戻した。

 ところが阪口が投じた5球目にバットを出したビシエドの当たりは二遊間への緩いゴロ。定位置から牧が走ってジャンピングスローを試みたが、内野安打となった。「ビシエドシフト」なら正面の打球で出塁を許すと、続く福留の当たりも遊撃手、三塁手、左翼手の間に落ちるポテンヒット。不運な当たりが続いて走者を溜め、高橋周に先制に右中間2点二塁打を許した。

 さらに加藤翔の打球は人口芝と土の境目でイレギュラーして牧の失策を呼び、この回4点を奪われ、試合の流れも失った。

 4回4失点(自責2)で3日敗目を喫した阪口は「序盤はピンチを招いても粘ることができました。しかし、4回に入り先頭を出塁させ、後続を繋がせてしまったことは反省点です。しっかり修正したい」と振り返り、三浦監督も「打ち取った当たりもあったが、そこを乗り越えて貰いたい」と、さらなる成長を促した。

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2021年7月10日のニュース