中日・木下拓 「大いびきで寝ていた」同期・小笠原を援護!自己最多6勝目、すごい投手になってきた

[ 2021年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3-1DeNA ( 2021年7月9日    バンテリンD )

<中・D(13)>決勝ホームランを放ち、リードでも引っ張った木下拓(右)にお辞儀する小笠原(撮影・椎名 航)
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 同期バッテリーの絆で6月3日以来の連勝を呼び込んだ。中日は小笠原が7回4安打1失点で自己最多6勝目。序盤に直球主体の投球で攻めたことで変化球が生き、4番オースティンからはチェンジアップで2奪三振。「ストライクゾーンで勝負ができた。6勝で満足することなく次も頑張りたい」とさらなる上積みを誓った。

 先発左腕に白星をもたらしたのは木下拓で、1―1の7回に決勝ソロ。7号は自己最多で「(小笠原)慎之介にベンチを出る時に『一発お願いします』と言われた。甘い球を仕留められて良かった」と胸を張った。小笠原とは同期入団で1年目の春季キャンプは同部屋。「大いびきをかいて寝ていて、高卒1年目でどっしりしていた。すごい投手になると思っていた」と女房役が話せば、小笠原も「木下さんのおかげ」と攻守で引っ張ってくれたと感謝しきりだった。 (徳原 麗奈) 

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2021年7月10日のニュース