広島 ヤクルト戦連敗8で止めた!ドラ3・大道が8回途中無失点で4勝目 リリーフ陣の好投に笑顔

[ 2021年7月10日 20:37 ]

セ・リーグ   広島5―0ヤクルト ( 2021年7月10日    神宮 )

<ヤ・広>8回、ピンチを切り抜けたコルニエル(中)を迎える大道(左)とバード(撮影・島崎忠彦)
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 広島は10日、敵地で5―0と勝利し、ヤクルト戦の連敗を8で止めた。先発したドラフト3位ルーキーの大道温貴投手(22)がプロ最長8回0/3を2安打無失点の好投で4勝目。8回には無死満塁のピンチを迎えたがリリーフ陣が見事な火消し。継投での完封劇で借金を15に減らした。

 大道は7回まで1安打のみと二塁すら踏ませない圧巻の投球。140キロ代のストレートを中心に打たせてとるピッチングでヤクルト打線を翻ろうした。

 打線は2回、1死二、三塁から石原が右前適時打を打ち2点を先制。6回には無死満塁と絶好機を作るも上本が遊飛、石原が三ゴロ併殺打に倒れ追加点ならず。それでもチャンスを逃した“嫌なムード”をルーキーが気迫の投球で流れを渡さず。

 すると8回に待望の追加点。2死走者なしから坂倉が4番手・吉田喜の投じた4球目、外角へのストレートを捉え左翼スタンドに飛び込む3号ソロ。3―0とリードを広げた。

 8回もマウンドに上がった大道だったが先頭のオスナに左前打、続く中村は三ゴロ失策で出塁を許すとサンタナにはこの日初となる四球を与えてしまい、無死満塁となったところで降板。2番手のバードは代打・川端を三ゴロ打ち取り、代打・内川を迎えたところで投手交代。3番手・コルニエルは内川、塩見と2者連続で空振り三振に封じ雄たけび。ベンチで祈るように見守ったルーキーも笑顔を弾ませた。

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