大谷 オールスター戦本塁打競争の優勝オッズ 1番人気の3・8倍

[ 2021年7月10日 02:30 ]

エンゼルス・大谷
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 米スポーツベット大手のドラフトキングスは8日(日本時間9日)、オールスター戦(デンバー)前日の12日(同13日)に行われる本塁打競争の優勝オッズを発表。両リーグトップの32本塁打をマークし、第1シードとなったエンゼルス・大谷翔平投手(27)は3・8倍の1番人気に支持された。

 本塁打競争は8選手のトーナメントで争われる。大谷に続く2番人気は23本塁打のギャロ(レンジャーズ)で4・75倍。18年に151メートル弾を放った飛ばし屋とは決勝まで当たらないが、はまれば怖い相手だ。前回19年覇者のアロンソ(メッツ)は5・5倍で3番人気。大谷が1回戦で対戦するソト(ナショナルズ)は8・0倍で、最低人気はマンシーニ(オリオールズ)の8・5倍となった。賞金は前回から100万ドル(約1億1000万円)にアップした。余興ムードは以前より薄れ、戦いは白熱。スポーツベットが盛んな米国でも注目度は高い。

 米経済誌フォーブスはこの日、大谷の広告スポンサー契約料が最低でも推定600万ドル(約6億6000万円)で、今季メジャー最高額と報じた。続くのがハーパー(フィリーズ)の500万ドル(約5億5000万円)で、日本勢ではイチローがマリナーズ在籍時の12年に700万ドル(約7億7000万円)だった例があるという。

 今季からの2年総額850万ドル(約9億3500万円)の契約をエ軍と結んだ大谷。本塁打競争を制すれば100万ドルのボーナスにとどまらず、ばく大な市場価値の上昇が見込めそうだ。

 ▽本塁打競争ルール 1対1で、制限時間内に何本柵越えを放てるかで競う。選手は負担を減らすため、今回から1回戦と準決勝は3分、決勝は2分に短縮された。前回までは全てのラウンドが4分間だった。475フィート(約145メートル)以上の本塁打を1本打てば、30秒のボーナスタイムが加算される。本数が並んだ場合は1分間のタイブレークが行われる。

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