巨人・ウィーラーが来日1年目から7年連続2桁本塁打達成 今季2度目の2戦連発、前夜から4打席連続安打

[ 2021年7月10日 19:08 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年7月10日    甲子園 )

<神・巨>3回無死、ウィーラーは左越えソロを放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が阪神戦(甲子園)の3回に今季2度目の2戦連発となる10号ソロ。来日1年目から7年連続となる2桁本塁打をマークした。

 「5番・一塁」で先発出場。4―0で迎えた3回、先頭打者として入った第2打席で阪神先発のドラフト2位左腕・伊藤将が1ボールから投げた2球目、内角低めカットボールを左翼スタンド中段に叩き込んだ。打った瞬間それと分かる当たり。サンズも打球を追わなかった。

 ウィーラーは前夜の3連戦初戦で3回に佐藤輝の痛烈なゴロを“トンネル”。2点先制を許すきっかけを作ったが、ミス後に最初に入った5回の第2打席で左翼ポール直撃の9号ソロを放った。その前の第1打席まで14打席連続無安打が続いていたが、15打席ぶり安打が貴重なアーチ。1―4で迎えた7回の第3打席でも中前打を放ち、続く松原の右越え二塁打で無死二、三塁と反撃の糸口をつかんだが、ここで激しくなった雨のため試合が中断した。結局、27分間の中断後、無念の降雨コールド負け。阪神とのゲーム差が3・5に開いた。

 そして、悔しい敗戦から一夜明けたこの日、ウィーラーは1死満塁で入った初回の第1打席で右前に先制適時打。チームにとって55イニングぶりとなる適時打を刻み、この一発で前夜から4打席連続安打となっている。

 ▼巨人・ウィーラー 出塁の意識で積極的にスイングしていったよ。ホームランはうれしいけどチームとして先に次の一点が取れたことが何よりだよ~。

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