右手甲に死球受けた巨人・梶谷は骨折と判明 規定打席到達目前で無念の再離脱

[ 2021年7月10日 20:13 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年7月10日    甲子園 )

<神・巨>1回1死満塁、梶谷は右手に死球を受け負傷退場(投手・伊藤将)(撮影・大森 寛明)
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 巨人の梶谷隆幸外野手(32)が阪神戦(甲子園)の初回に右手甲に死球を受け、途中交代。試合中に兵庫県西宮市内の病院で検査を受けた結果、右第3中手骨骨幹部骨折と判明した。

 梶谷は7回降雨コールド負けを喫した前夜の1番から打順が変わり「6番・右翼」で先発出場。初回、1死満塁からウィーラーの右前適時打で先制した後で第1打席に入り、阪神先発のドラフト2位左腕・伊藤将が2ストライクから投じた3球目を右手甲に受けた。

 その瞬間、大きな声を出し、苦悶の表情を浮かべた梶谷。押し出し死球でチーム2点目のホームを踏んだ坂本も心配そうに視線を送ったが、駆け付けたトレーナーの横でうずくまったまましばらく動けず。原監督が代走・亀井を告げると、トレーナーに付き添われたままベンチ裏に消えた。

 梶谷は5月23日に行われた中日戦(バンテリンD)の3回、1死二塁という場面での守りでビシエドが右翼ライン際へ放った打球を追って前進し、捕球。その際、同じく飛球を追って来た二塁手の吉川と交錯して「左太腿裏の違和感」を訴えて負傷交代し、25日に出場選手登録抹消となった。6月22日に復帰。規定打席到達が迫っていたが、無念の再離脱となった。

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