松山英樹は2つ落として29位に後退「スタートの3パットが全て」 ブルックス・ケプカが大会3勝目

[ 2023年5月22日 07:52 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権最終日 ( 2023年5月21日    ニューヨーク州 オークヒルCC=7394ヤード、パー70 )

松山英樹(AP)
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 20位から出た松山英樹(31=LEXUS)は2バーディー、4ボギーの72とスコアを落とし、通算5オーバーの29位で終えた。出だしの1番で約7メートル、下りのバーディーパットを外すと返しも決められず、痛恨の3パットボギー。続く2番ではティーショットが左のラフへ、3番パー3でもグリーンを捉えられず、苦しい3連続ボギー発進となった。後半の13、14番で連続バーディーを決めるが、難易度の高い終盤はスコアを伸ばせず、最終日は2つスコアを落とす結果となった。

 中継局のインタビューではまず「スタートの3パットが全てだったような気がします」と振り返った。首、手首に不安を抱え、マスターズ後は約1カ月間、クラブを握らなかったという。「体は問題なく回れたので良かったと思いますし、やってない割にショットにも気づきがあって、最後の2ホールもすごく良いセカンドが打てた。徐々に良くなって来ているのを実感します」と話した。

 次のメジャーは来月の全米オープン。「パッティングはずっと課題ですけど毎週、10打くらい損しているのでどうにかしないといけない。まず体力を戻して、練習もたぶん、できるようになると思うのでパッティング中心に練習したいなと思います」と話した。

 星野陸也(27=興和)は通算11オーバーの62位、比嘉一貴(28=フリー)は通算20オーバーの76位だった。
 単独首位で出たブルックス・ケプカ(33=米国)が通算9アンダーで逃げ切りV、18、19年大会に続く全米プロ3勝目、メジャー通算5勝目を飾った。

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