石川遼が全米オープン切符 「コネもないので実力で獲りにいくしかない」超名門ロサンゼルスCCが舞台

[ 2023年5月22日 17:17 ]

全米オープン出場権を獲得した(右から)石川遼、G・チャルングン、永野竜太郎
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 男子ゴルフのメジャー、全米オープンの出場権を懸けた日本地区最終予選が22日、茨城県の茨城GC西C(7090ヤード、パー72)で行われ、石川遼(31=CASIO)が通算8アンダーの3位で出場権を獲得した。30人が36ホールストロークプレーで争い、上位3人が予選を通過。通算14アンダーの首位にはガン・チャルングン(31=タイ)、同11アンダーの2位には永野竜太郎(35=フリー)が続いた。本戦は6月15~18日にカリフォルニア州のロサンゼルスCCで行われる。

 石川は第1ラウンドの3番パー5でイーグルを先行させるなど単独トップとなる64をマークし、第2ラウンドは72にまとめて2年ぶりの全米オープン切符を獲得した。1日36ホールを回り終えて、「前半で攻めていくことを意識した。やっぱり結構きつくて後半はボロボロになってしまったけれど貯金があって良かった。前半でパットで貯金して、後半はショットで耐えた感じ」と振り返った。

 自身7度目の挑戦となる伝統の大会。舞台は初開催となる超名門のロサンゼルスCCだ。開催コースが決定したときから、出場したい思いを秘めていたという。「その段階からずっと憧れていた。LAカントリーは多分、全米オープン以外じゃ一生行けないと思う。コネもないので実力で獲りに行くしかないなみたいな」と笑顔を見せた。

 過去6度の出場で、11年の30位が最高成績だった。石川は「非常に楽しみにしている。全米オープンのセッティングでやるのはプロゴルファーとして素晴らしい経験。当然僕は予選からの立場だけど、何段階も上にはメジャーに出て当たり前の人がたくさんいる。本当にどんどん上に行きたい気持ちでいっぱい」と意欲的に語った。

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