蝉川 逆転Vならず2位終戦 22日全米オープン予選強行出場意向「自分のベストを尽くしたい」

[ 2023年5月22日 04:30 ]

>9番、バーディーパットが外れがっくりの蝉川(撮影・藤山 由理)
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 男子ゴルフツアーのゴルフパートナー・プロアマ最終日は21日、茨城・取手国際GC東Cでパー70で行われ、首位と1打差の2位で出た蝉川泰果(22=フリー)は6バーディー、3ボギーの67で回り、62をマークした佐藤大平(29=クリヤマホールディングス)と通算21アンダーで並び2位だった。ジュビック・パグンサン(45=フィリピン)が23アンダーで今季初優勝、ツアー2勝目を挙げた。

 1打差を追った蝉川は要所でアプローチのミスが出て自身初の逆転優勝を逃した。「優勝に手が届く位置だったのに、ボギーが多くてもったいない。アプローチで損したスコアが多かった」と悔しさをにじませた。14番で第1打を放った際に古傷の左肩痛を再発させたが、22日の全米オープン予選(茨城GC)には出場する意向。「36ホール試合をやるのは初めて。予選通過とか考えず自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。

 ≪佐藤も2位!ビックリ自己ベスト62≫ツアー未勝利の佐藤が2位に食い込んだ。11番で10メートル以上のバーディーパットをねじ込むなどグリーン上で躍動。6連続を含む8バーディー(ボギーなし)を奪いツアー自己最少の62。「6連続バーディーは人生初めて。こんなに取れるとは思っていなかった」と目を丸くした。今年、欧州ツアーの予選会(QT)を受験する予定で「QTに向けて底上げしたい。体力もつけて、距離も伸ばしたい」と課題を口にした。

 ▼1位のジュビック・パグンサン 日本で2勝目を挙げるのが夢だった。今週から全て新しいクラブにしたが、それが成功した。(セルフプレーで21年ミズノ・オープン以来のツアー2勝目)

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