川内の弟・鮮輝2度目のV 12キロ過ぎから独走 いわて奥州きらめきマラソン

[ 2023年5月22日 04:22 ]

男子フルマラソンで優勝した川内鮮輝
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 第7回いわて奥州きらめきマラソン(スポニチ主催)は21日、岩手県奥州市の奥州市役所江刺総合支所を発着点に4417人がエントリーして行われた。フルマラソン男子は、プロランナーの川内優輝の弟・鮮輝(よしき、32=Jaybird)が2時間25分20秒で2度目の優勝、女子は松村幸栄(35=コモディイイダ)が2時間43分7秒で大会初優勝を果たした。五輪に4大会連続で出場した福士加代子さんがゲストランナーとして、大会を盛り上げた。

 男子フルマラソンは川内が12キロ過ぎから独走、2度目の優勝を果たした。5年前優勝時の2時間23分57秒を更新することを目指したが「調整不足。75点の走りとなった」と悔しさをにじませた。しかし「プロで参加した前回とは違い、今回は一般ランナーとして優勝できたことは収穫だった。課題だったスピードを克服する練習を積むことができた」と分析。今後は満点の走りを目指し、6月の函館マラソン、10月の金沢マラソンに出走する。

 ≪松村が大会新初V≫女子フルマラソンは松村が、4月の「かすみがうらマラソン」と連続でスポニチ主催レースでの大会新Vを飾った。「40分を切りたかったけど、思いのほか風が強く、30キロあたりの起伏で心が折れそうになった」と苦笑い。しかし「憧れの先輩」という09年東京マラソン優勝者で大会アンバサダーを務める那須川瑞穂さんからの声援を力にして粘りを見せた。1月の大阪国際女子マラソンから「月イチ参戦」を実行中。「毎月は体力的に甘くないが、駅伝シーズンに向けて続けたい」と意欲的だった。

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