5位の三原舞依「悔し涙も出ないくらい…これでは終われない」出直し誓う

[ 2023年3月24日 21:44 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2023年3月24日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュアア女子フリー>演技する三原舞依(撮影・長久保 豊)
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 女子でSP3位の三原はフリー6位の132・24点、合計205・70点の5位で2度目の世界舞台を終えた。

 「恋は魔術師」を演じ、2回転半など序盤のジャンプを次々と決める。その後も質の高い演技を見せたが、終盤の3回転ルッツの着氷が乱れ「パワーが足りなかった」。3連続ジャンプでは最初のループが2回転となった。

 演技後は悔しそうな表情を見せ「正直凄い悔しい。悔し涙もでないくらい、まだまだこれでは終われない思いが強い」と率直な思いを口にした。「SP終わって疲労があり、早く回復するのが難しかった」とも語った。

 体調不良による休養などを乗り越え、6年ぶりに帰ってきた世界選手権の舞台。17年と同じ5位という結果には「悔しさを味わう自分がいて、もっと頑張れよと思う部分がある」と言う。「世界選手権に向けた最後の最後の詰めがまだまだ足りなかった。後半のミスにつながってしまった」と分析し「トップアスリートになるにはまだまだ」と語った。

 優勝した同門の坂本を「全力でおめでとうと言いたい」と称える一方、来季は新曲を用意する予定で「新しいプログラムとトップに上がれるように」と三原。「課題が見つかった証拠」と悔しさを糧に出直しを誓った。

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