坂本花織 全種目通じ日本勢初の2連覇達成!三原舞依は5位で来年の世界選手権3枠確保

[ 2023年3月24日 21:20 ]

<世界フィギュアア女子フリー>6分間練習の坂本花織(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの世界選手権第3日は24日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリーで坂本花織(シスメックス)が全種目を通じて日本勢初の2連覇を達成した。女子で連覇を達成したのは16、17年に優勝したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)以来。

 坂本は、1つコンビネーションジャンプでミスが出たものの、フリー145.37点、合計はシーズンベストとなる224.61点をマークした。SP2位で四大陸選手権女王の李海仁(韓国)がフリー147.32点、合計220.94点で2位、昨季世界選手権銀メダルのルナ・ヘンドリックス(ベルギー)がフリー138.48点、合計210.42点で3位に入った。

 SP3位で今季グランプリ(GP)ファイナル覇者の三原舞依(シスメックス)はフリー132.24点、合計205.70点で5位。SP15位で初出場の渡辺倫果(TOKIOインカラミ・法大)はフリー131.91点、合計192.81点で10位に順位を上げた。

 日本は上位2選手の順位の合計が「13」以内となり、来年の世界選手権(カナダ・モントリオール)出場枠について、最大3枠を確保した。

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