正代が4場所ぶり勝ち越しに感慨「凄くうれしい」前に出る圧力戻ってきた

[ 2023年3月24日 20:53 ]

大相撲春場所13日目 ( 2023年3月24日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所13日目>正代(手前)寄り切りでに敗れる竜電(撮影・後藤 正志)
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 元大関の平幕・正代(31=時津風部屋)が竜電(32=高田川部屋)を下して8勝目を挙げ、4場所ぶりの勝ち越しを決めた。

 左を差してすくってから右も巻き替えてもろ差しで前に圧力をかけて寄り切り。今場所は前半戦から前に出る圧力が目立っており、この日も持ち味を見せた。

 勝ち越しは、大関だった昨年名古屋場所以来。勝ち名乗りを受けた後の土俵下では、いろいろな思いがこみ上げたような表情を見せた。この3場所でカド番、関脇陥落、そして平幕にまで番付を落とした。その経験を踏まえ「負け越しの期間が長くて気持ちもだいぶ落ちていたので、凄くうれしい」と感慨深げ。三役復帰が懸かる残り2日間へ「自分の持ち味を出して、来場所につながる相撲で終えたい」と意気込んだ。

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2023年3月24日のニュース