渡辺倫果「生きざま」3回転半挑み合計192・81点「ここから駆け上がっていければ」

[ 2023年3月24日 19:38 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2023年3月24日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュアア女子フリー>演技する渡辺倫果(撮影・長久保 豊)
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 女子フリーが行われ、SP15位の渡辺倫果(TOKIOインカラミ・法大)は131・91点を出し、合計192・81点で初の世界舞台を終えた。

 紫の新衣装で臨んだ「JIN」。冒頭3回転半に挑むも、回転不足で転倒した。そこから頭を切り替え、3回転フリップで手をついた以外のジャンプは全て着氷。演技後は「よく頑張った。ここに出るありがたみを感じた」と振り返った。

 GPファイナル4位など飛躍を遂げたシーズン。「まだスタート地点。ここから駆け上がっていければ」と語る。ともに初舞台だった中庭コーチには「またこの場に戻ってきます。世界選手権でもっと上を目指していけるように」と宣言。涙を流す同コーチに「こんなので泣いてたら、今後持たないよ」と冗談を言ったことも明かした。

 来季は新曲を用意し、4回転ループ習得、SP1本、フリー2本の3回転半投入を目指す。特にアクセルにはこだわりを持ち「かっこよく言えば生きざま。挑戦することを切りたくない」と決意を語った。

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