2連覇の坂本花織に「一緒に表彰台、叶った」「学べることたくさん」メダリストが敬意

[ 2023年3月24日 23:21 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2023年3月24日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア女子フリー>左から2位のイ・ヘイン、優勝の坂本花織、3位のルナ・ヘンドリクス(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 女子フリーが行われ、SP首位の坂本花織がフリー2位の145・37点、合計224・61点で日本勢初の連覇をマークした。上位3選手による会見では、表彰台の2選手に坂本について問われる場面があった。

 韓国勢で10年ぶり表彰台となった準優勝の李海仁(イ・ヘイン)は「16年から本当に憧れてきました。米国のグランプリで会えた時はうれしかった。その時に一緒に表彰台に上ることが叶いませんでしたが、今日は叶いました。技術面では(一般的に)ジャンプは減速しがちで、体が硬くなりがちになる。緊張してそれが起きやすいが、彼女は全くない。そこをぜひ学びたい。本当に尊敬するスケーターです」と話した。

 3位のルナ・ヘンドリックス(ベルギーは)も「何年も前から尊敬している、憧れの選手。同じ表彰台に上れて非常に光栄。スピード感があってジャンプも大きい。彼女から学べることがまだまだたくさんある。同じレベルになるにはまだまだかかる。本当に素晴らしい選手」と語る。その言葉に聞き入っていた坂本は、ご満悦の様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月24日のニュース