丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ　男子は宇田川、女子は飯島が総合優勝

新中学生・高校生男子の部総合優勝の宇田川（右）と丸山代表理事（撮影・福永稔彦）
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　第26回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会が24日、埼玉・嵐山CC（パー72）で行われ、新中学生・高校生男子の部総合は69をマークした宇田川理茶度（目黒日大高1年）が優勝し、新中学生・高校生女子の部総合は68で飯島早織（ルネサンス高3年）が制した。

　高校1年生ながら総合優勝を飾った宇田川は「ショットがついてパットを決めることができたので60台で上がることができた」と振り返った。

　男子下部ツアーの太平洋クラブチャレンジ本戦出場権、男子レギュラーツアーのセガサミーカップ、横浜ミナトチャンピオンシップの主催者推薦選考会出場権を獲得した。

　宇田川は「プロのプレーからたくさん学んで自分のものにして、少しでもいいスコアで上がりたい」と意気込みを示した。

　丸山茂樹ジュニアファンデーションの丸山茂樹代表理事は「ツアーに出ることはチャレンジ。思い切って楽しんで、先輩たちがどんなゴルフをするか勉強して吸収してほしい」とエールを送った。

　風の中で4バーディー、ボギーなしで回った飯島は「人生初記録みたいな感じで21パット。パットが入りまくりました」と笑顔で話した。

　丸山代表理事も堅実なプレーぶりに「逆境の中、パットでしのいでノーボギーで回ってくるのは凄い」と感心していた。

　女子レギュラーツアーのブリヂストン・レディースとゴルフ5レディースの主催者推薦選考会出場権を獲得した飯島は「貴重な経験ができるので楽しみ。頑張って通りたい」と力を込めた。