埼玉・藤井大喜、シーズン“完走”へ「ケガせず」　トヨタ戦はリザーブから「流れを」

練習後の取材に応じた藤井大喜
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　ラグビーリーグワンで首位の埼玉（旧パナソニック）は23日、第13節・トヨタ（旧トヨタ自動車）戦（25日、愛知・豊田スタジアム）の登録メンバー23人を発表し、プロップ藤井大喜（25）はリザーブの18番に名を連ねた。

　昨季はレギュラーシーズン2試合、プレーオフ1試合で計3試合のみの出場だったが、今季はここまで11試合に出場。大きなケガや長期離脱はなく、試合を重ねるごとに「ジャッカルができるようになってきた。ディフェンスが成長した」と実感している。

　この日、埼玉県熊谷市内のチーム施設で行われた練習では、実戦形式で軽快な動き。「相手はフィジカルの（強い）チーム。FWとして絶対に勝たなければならない」と、トヨタの戦術を想定し、スクラムやラインアウトモールを確認。リザーブから「流れを持ってくるような働きをしたい」と備える。

　早ければ今節にも、上位4チームが勝ち上がるプレーオフ（PO）進出が決まる。藤井は「一戦一戦、勝っていく。このままメンバーに残り続けて、ケガせず、PO決勝まで（試合に）出て優勝に貢献したい」と“完走”を誓った。