【高校ラグビー】25年ぶりの聖地も 福島・勿来工、涙の初戦敗退「やりたいことが全くできなかった」

[ 2022年12月28日 15:44 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   勿来工0―83目黒学院 ( 2022年12月28日    花園ラグビー場 )

<目黒学院・勿来工> 敗戦に肩を落とす勿来工フィフティーン(撮影・大森 寛明)
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 25年ぶりに花園出場を果たした勿来工(福島)だったが、試合巧者の目黒学院(東京第2)に敗れ、初戦突破はならなかった。小松傑監督(37)は「相手のフィジカルが強いのは分かっていたが、自分たちのやりたいプレーができなかった」と唇をかんだ。

 試合開始直後から激しいタックルで目黒学院の攻撃を止めにかかったが、セットプレーでミスを連発。試合終了間際の攻勢も、トライには結びつかなかった。

 県予選決勝はコロナの影響で、昨年Vの磐城が出場辞退。戦わずして花園切符をつかんだ。「磐城も含め、福島の代表として臨んだ」とSO鈴木悠斗主将(3年)。「自分たちのやりたいことが全くできなかった」と完敗を認め、悔し涙を流した。聖地での戦いを終え、3年生部員は引退。新チームは6人で新たなスタートを切る。

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2022年12月28日のニュース