高松北 14度目の花園挑戦で完敗も「レベルの高いラグビーを知ることができた」

[ 2022年12月28日 06:00 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   高松北0―130大分東明 ( 2022年12月27日    花園ラグビー場 )

<大分東明・高松北>初戦で敗れた高松北フィフティーン(撮影・成瀬 徹)
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 14度目の挑戦も花園1勝の壁は厚かった。ただ、130点差をつけられても、部員18人の高松北の気持ちは切れなかった。「最後まで諦めずにやろう」。その言葉を共有し、大分東明に立ち向かう。CTB普門は涙を流しながらも「タックルで肩を当てて、倒すつもりでやった。レベルの高いラグビーを知ることができて良かった」と振り返った。

 部員不足により夏までは合同チーム。8月以降、野球部とバドミントン部を引退した選手たちが加わり、単独チームとしての活動に切り替わった。「夏までは甲子園を目指していました」と語るのは、野球部出身のフランカー穴山。試合後、迎え入れてくれた仲間に「このチームに入って良かった。ありがとう」と感謝の言葉をかけた。

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