Bリーグ 大阪エヴェッサ 22年ホーム最終戦で琉球に快勝 ニュービルがチーム最多27得点 

[ 2022年12月28日 22:38 ]

Bリーグ 2022―23シーズンB1第14節   大阪エヴェッサ79―62琉球ゴールデンキングス ( 2022年12月28日    おおきにアリーナ舞洲 )

西地区首位の琉球に快勝、マン・オブ・ザ・ゲームに選出されたニュービル(中)
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 3連敗中の大阪エヴェッサが2022年ホームラスト試合を締めくくった。西地区1位・琉球相手の快勝劇。30、31日に新潟・長岡で新潟アルビレックスBBとの対戦は残っているものの、大阪のブースターには最高の正月を送れる白星をプレゼントした。

 前半は、辛抱の時間帯が続いた。お互いに3ポイントが決まらず、主導権を握り切れなかった。第2Q序盤は琉球がマンツーマンでプレッシャーをかけてきたが、ここを乗り切り34―29で折り返したことが大きかった。

 まさにディフェンスの勝利と言えるゲームでもあった。インサイドに切り込まれても最後までボールに対して集中力を切らさなかったことで、相手のシュートが外れる場面が目立った。さらに、第3Q序盤にディージェイ・ニュービル主将(30)が連続3ポイントを決めチームを勢いづけた。第3Q終盤には20点差をつける場面もあり、この日の試合に限っては、どちらが首位のチームかわからなくなるほど大阪の強さが際立った。

 チーム最多の27得点でマン・オブ・ザ・ゲームに選出されたニュービルは「いい準備ができていた。ディフェンスで相手を止めてそこからいいオフェンスにつなげられた」と試合を振り返った。

 マティアス・フィッシャー・ヘッドコーチ(51)は「沖縄のような強いチームにも勝てることが証明できた。きょうはアリーナのみなさんがいい雰囲気をつくってくれた。ベリーベリー、サイコーデース」と試合後のインタビューでブースターの後押しに感謝していた。この日の試合では早め早めのタイムアウトも奏功。相手に流れが行きそうになる前に手を打ち、点差が開いていたことで後半は「時間をかけて攻撃するように」のヘッドコーチの指示で危なげのない試合展開となった。

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2022年12月28日のニュース