【高校ラグビー】昌平が4度目の初戦突破 主将の負傷交代でチーム一丸

[ 2022年12月28日 13:39 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   昌平19―7熊本工 ( 2022年12月28日    大阪・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 熊本工・昌平>前半、先制トライを決めてフィフティーンに祝福される昌平・長岡(中央)(撮影・北條 貴史)
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 3大会連続4度目の出場となった昌平(埼玉)は、熊本工(熊本)を19―7で破り、出場4大会連続での初戦突破を決めた。

 ピンチで一丸となった。前半ロスタイム、プロップ橋口博夢主将(3年)が負傷交代。しばらく立ち上がれないほどの傷を負った主将を見て、FW勢は「博夢の分までスクラムを組んだ」(フッカー小田中ロマン=3年)。その後、ゴール前のマイボールスクラムをプッシュすると攻撃を仕掛け、3次目にSH長岡太陽(3年)がディフェンスのギャップを突いて先制トライ。後半8分、24分にもトライを追加し、2回戦進出を決めた。

 橋口の交代時、ハドルで声を上げたFB浜田匠(3年)は「もう一度、主将をピッチに立たせてやろう、気持ちで負けずにいこうと話した」と明かす。“ディフェンスの昌平”の看板通り、守っては後半終了間際の1トライに抑える粘りも発揮。30日の2回戦では、Bシードの京都成章(京都)にチャレンジする。

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